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・・・って、2回目ですが・・・w 来たる11月30日(日)、東京都産業貿易センター浜松町館で開催される BLACK OUT! BE : GA において、またまた国内繁殖物のクモを販売します。 前回に引き続き、今年生まれのベンガルスポテッドオーナメンタル Poecilotheria miranda やソコトラアイランドブルーバブーン Monocentropus balfouri などを販売いたします。 また「苦し紛れの植物シリーズ」も今回で最後にすべく(?)、ちょっと珍し目のヤツを持って行ったりもします。 今年最後のイベント出展となりますので、蜘蛛好きの皆さんは是非、私たちのブースまでお越しください。 #
by mmm2501
| 2014-11-30 11:00
| イベント
はい・・・ 遅くなりましたがとんぶり市レポートです。 実は昨年以降、仲間内で蜘蛛の繁殖がなかなかうまく行かず、「誰かが繁殖成功するまでイベント出展しませ~ん!」ということにしてました。 ちょっと堅過ぎるかな、とも思いましたが、他人の殖やした蜘蛛ばかり売ってたのでは「ブリーダー」とは言えませんものね・・・ しかしそんなこと言ってる本人(=ワタシw)がよい結果を出せずにいたところ(苦笑)、NHさん(上写真でブースに座ってるヒト)が立て続けに蜘蛛の繁殖に成功。 しかも人気種のミランダとソコトラ・・・ 「やるなあ」と素直に感動しつつ、約束どおりイベント出展することになりました。 今回会場となった大田区産業プラザPIOは、広々としていて結構よいところでした(その分、出展料は高めでしたが・・・)。 品川や羽田からのアクセスも良く、遠方からのお客さんにとっても便利な場所だったのではないでしょうか? 一年ぶりの出展だったからか、それとも某店の宣伝が功を奏したからかは判りませんが、開場直後からしばらくは割と忙しい状態でした(例年は大抵、最初はエアポケット状態ww)。 一時期ほどの人気がないタランチュラですが、それでも期待してくれるヒトが少なからずいるという現実に、自分の中で冷め気味だった「繁殖熱」が再び高まってくるのを感じました。 最後になりましたが、当日我々のブースに立ち寄ってくださった皆さんに、改めてお礼申し上げます。 本当にありがとうございました! #
by mmm2501
| 2014-11-16 11:21
| イベント
来たる11月3日(月・祝)、蒲田の大田区産業プラザPIO 大展示ホールで開催されるとんぶり市2014において、今年も国内繁殖物のクモ(+α)を販売します。蜘蛛好きの皆さんは是非、私たちのブースまでお越しください。 出品リストは以下のとおりです。 【自家繁殖個体】 今年もワタシはなにも繁殖できず・・・(泣) でもイベント仲間がナイスな種類の繁殖に成功しました!! ◆ ベンガル スポテッド オーナメンタル NEW!! Poecilotheria miranda 2014 JPN CB 歩脚のツートンカラーが素晴らしいポエキロ、ミランダ様。いつも手伝って頂いているNHさんの繁殖個体、格安で販売します。 ◆ ソコトラアイランド ブルー バブーン NEW!! Monocentropus balfouri 2014 JPN CB イエメンの蒼き巨星、こちらもNHさんが殖やしました! 2010タラントCB♀×2012 EU CB♂。 ◆ ソコトラアイランド ブルー バブーン Monocentropus balfouri 2012 JPN CB 残り少ないメス成体。特価で販売します。 【ブリーダー提供個体】 ブリーダーの皆さんが提供して下さった個体を、お手頃な価格で販売します。 ◆ コロンビアン パンプキン パッチ Hapalopus sp. "Colombia" 2011 JPN CB ラスト1個体。メス成体です。 ◆ チャコ ジャイアント ゴールデン ニー Grammostola pulchripes 2012 JPN CB やや小さめの個体。バードイーターの性別判定は自信がないので・・・ごめんなさい。気になる方は、ご自身の目でご確認を! ◆ マレーシアン アースタイガー Cyriopagopus schioedtei 2013 JPN CH メス確定個体のみ販売します。 ◆ アイボリー オーナメンタル "ハイランド" Poecilotheria subfusca "Highland" 2013 JPN CB こちらもメス確定。残り2個体のみ。 【グッズ】 今年も懲りずに販売w ◆ シリキレグモ Tシャツ size: XS-XL / color: Light gray 【テラリウム向け植物】 苦し紛れのシリーズw テラリウムを自然に見せる、脇役的植物たちです。 ◆ ヒメイタビ Ficus thunbergii プミラに近縁でツタのような葉の国産種。自家採集株からの増殖品です。 ◆ フィカスsp."マレーシア" Ficus sp. "Malaysia" (F. villosa ?) 毛むくじゃらな葉が魅力のフィカス。ヘゴ板に這わせると葉がどんどん巨大に。 ◆ フィカスsp."マウントベサール" Ficus sp. "Mt. Besar" 「ツタsp.マウントベサール」の名でお馴染み、トンボの翅のような葉のフィカス。 ◆ フィカスsp."タンブナン" Ficus sp. "Tambunan" "マウントベサール"に似てますが、こちらの方が葉が大きくツヤがあります。 ◆ フィカスsp."サラワク" Ficus sp. "Sarawak" (F. punctata ?) これも"マウントベサール"に似てますが、よりシンプルな形の葉をつけます。 ◆ フィカスsp."セランゴール" Ficus sp. "Selangor" 葉が明るいペールグリーンになる綺麗なフィカス。 #
by mmm2501
| 2014-11-03 11:00
| イベント
8月の終わりにしては、すっかり涼しい今日この頃・・・ このまま秋になってくれるといいのですが、まあそうも行かないでしょうね(苦笑) さて先日の8月30日、法政大学市ヶ谷キャンパスで緊急シンポジウム『どうする!?ミドリガメ ~ペットと外来生物の規制のあり方を考える~』が開催されました。 蜘蛛とは直接関係ありませんが、ペット業界が引き起こした最大級の外来種問題として関心があったので、ペット飼育者の一人として参加してきました。 シンポジウムでは、ミシシッピアカミミガメの国内の定着状況(昨年の全国調査の結果では、確認されたカメの約6割が本種だったそうです)や農業被害(レンコンの新芽の食害)についての報告があったほか、環境省からは本種の特定外来生物指定に関して、大量遺棄を防ぐために段階的な規制導入を検討していること、などについて報告がありました。 またペット業界からはぶりくら事務局の川口さんが、主にマニアにとってのアカミミガメ飼育事情(改良品種が人気、マニアはペットを棄てないetc.)について発表されていました。 色々な立場からの発表がありましたが、共通して感じられたのは「このままではいけない。なんとかしなくては・・・」という関係者の想いでした。 すべてがうまく収まる解決法なんてないのかもしれませんが、我々飼育者も「飼えなくなるの、やだ~!!」なんて事ばかり言ってる場合じゃないな~・・・ と素直に感じました。 ぶりくら2012の会場で撮影。 特定外来生物に指定されると、こういった綺麗な品種も飼えなくなるのはなんとも残念なことですが・・・ 【140903追伸】 本件に関してペット業界からの反応がないのが気がかりでしたが、マニアックレプタイルズさんのブログでそのことが書かれていました。 こちらに書かれている事のほとんどは、ワタシも同感だと思います。 ただ、このシンポのことがペット業界に知らされていなかったという事は、やはりこの業界が世の中にあまり信用されていない、ということなのでしょう。 #
by mmm2501
| 2014-09-01 00:27
| 飼育雑感
そろそろ十郎さんのマレー土産シリーズをUPしていきます・・・ って去年の続きですが・・・ まずはお馴染み、オオツチグモ科 Theraphosidae から。 いきなりこんな写真ですみません。 ちゃんとした写真、撮らないうちにいなくなっちゃって・・・ Coremiocnemis は現在まで6種が知られており、マレー半島に2種(C. hoggi、C. obscura)、ペナン島に1種(C. cunicularia)、スマトラ島に1種(C. kotacana)、ボルネオ島に1種(C. valida)、そしてオーストラリアに1種(C. tropix)が分布しています。 本属を再検討したWest & Nunn(2010)※を参考にすると、キャメロンハイランドで採集された上記画像の個体は C. obscura ということになります。 ※ 余談ですが、本論文で新種記載された6種のうち3種(C. brachyramosa、C. gnathospina、C. jeremyhuffi)は、後に West, Nunn & Hogg(2012) によって新属 Psednocnemis に分離されました。 /キャメロンハイランド・19マイルポイント付近 【130517/画像提供:十郎さん】 十郎さんが現地で撮影した貴重な生態写真(画像提供、ありがとうございます)。 川辺の崖に穴を掘って生活していたそうです。 本種は、キャメロンハイランドでは比較的ポピュラーのようで、十郎さんのマレー土産の常連さんでもあります。 ちなみに West & Nunn(2010) にも、"The Orang Asli, a local indigenous people, sell live specimens to tourists along the roadside at Mile 19, Perak, in the Cameron Highlands (R. West, pers. obs.)." ・・・とちゃんと書いてありますw ところで本種ですが、どうも飼育下ではなかなか長生きしません(画像の個体も、数ヶ月で死亡・・・)。 十郎さんに頂くたび、周りの飼育仲間にもお裾分けするのですが、どなたも長いこと飼うことができなかったようです。 あるいはCB個体であれば、ちゃんと飼える可能性もありますが、野生採集個体がペットルートでほとんど出回らないのも、この辺に理由があるのかも知れません。 1枚目と同じ個体。 一番大きかったので手元に残しておいたところ、ちゃんとしたセッティングをしないうちに卵を産んでしまいました。 しかも、こんな中途半端な卵嚢の形で・・・ この後、人工孵化器で管理してみたのですが、卵はすべて干からびてしまいました・・・(遠い目) <参考文献> West, R. C. & S. C. Nunn, 2010. A taxonomic revision of the tarantula spider genus Coremiocnemis Simon 1892 (Araneae, Theraphosidae), with further notes on the Selenocosmiinae. Zootaxa 2443: 1-64. West, R. C., S. C. Nunn & S. Hogg, 2012. A new tarantula genus, Psednocnemis, from west Malaysia (Araneae: Theraphosidae), with cladistic analysis and biogeography of Selenocosmiinae Simon 1889. Zootaxa 3299: 1-43. #
by mmm2501
| 2014-08-02 16:50
| 蜘蛛紹介/マレー土産
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