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今日から年明け三が日まで帰省します・・・ ![]() が、その前に、ず~っと中途半端になっていたクモ合戦レポをまとめたいと思います・・・(Yさん、Sちゃん、せきねさん、大変遅くなってゴメンナサイ・・・m( _ _ )m ) ![]() さて、「少年の部」に出場したSちゃんのクモたち(千葉県産の巨大個体1+鹿児島県産個体2)ですが・・・試合を見守るYさん親子の心配をよそに、どの個体も善戦を繰り広げていきました。 ワタシもデジカメで撮影しながら、声こそ出しませんがずっと応援しました。(相変わらず、試合が始まるとすぐにクモの見分けがつかなくなりましたがw) ※なお、クモの後ろでTVカメラを構えているのは、フランスから取材に来ていたTVスタッフ。 ![]() そして・・・ Sちゃんのクモたちは、なんと3頭全部が3連勝、つまり「三勝ぐも」になって王将戦(少年の部)に進出したのです! 思わぬ試合結果(?)に、Sちゃんも星取表を前にVサイン(三重マルが3つ並んでいるのが、Sちゃんの試合結果)。 満面の笑顔を皆さんにお見せできないのが残念です。 なお、地元産のクモでそれぞれ大人の部に出場したYさんとせきねさんですが、いずれも王将戦には進出できませんでした・・・残念。 やはり鹿児島のクモは、強者ぞろいのようです。 ![]() 合戦の部で3勝し、紙袋の中で待機していた「三勝ぐも」たちは、今度はトーナメント戦で王将の座を巡り戦っていきます。 ![]() 「合戦の部」ではどれも快勝だったSちゃんのクモたちですが、つづく王将戦はやはり一筋縄ではいかない相手ばかり(?)で苦戦を強いられ、残念ながら3頭ともベスト8まで進出できませんでした。 試合で負けたクモたちは、みなYさん親子の元に戻ってきました・・・お疲れ様。 ![]() 全ての試合が終わった後、表彰式が行なわれました。 王将戦は残念な結果に終わったものの、「合戦の部」で3頭のクモ全てが三勝したSちゃんは、少年の部1番の成績で「合戦の部」の優勝をものにしたのです!! おめでと~!! ![]() さっそく優勝旗と表彰状を手に記念撮影。 なんでも優勝旗が鹿児島県の外にでるのは、今回が初めてなのだとか。 毎年出場しつづけているYさんも誇らしげな顔でした。 さて、今回初めてクモ合戦を直接見学したわけですが、最後に感想を・・・ 毎年TVの取材を受けるほど全国的に有名な「加治木町のクモ合戦」ですが、実際の会場のフンイキは想像以上に地域色が強く、「観光」よりも純粋に「地域行事」として参加者が楽しんでいる、という印象を受けました。 今回、話をしたヒトの中には「もっといい会場で開催して、観光客を呼び込んだほうが良い」と語っていた方もおりましたが、ワタシはそうは思いません。 「余所者の気安さ」と言われてしまえばそれまでですが、地域のお祭りがすぐに「観光イベント」と化してしまう現代にあって、地元の老若男女のヒトたちが集って本当に楽しそうにしているこの「くも合戦」が、今後もこの状態で存続していくといいな、と思いました。 <おわり> それでは皆様、良いお年を・・・。 ▲
by mmm2501
| 2007-12-29 09:56
| フィールド/加治木町探訪
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連日暑いですねえ・・・ くも合戦レポ、つづきです。 ![]() さて、毎年東京からエントリーしているYさん親子ですが、今回は鹿児島県産のコガネグモもキープしていました。 これは大会の1週間前に、地元の子達と一緒に採集してきた個体だそうです(最近は加治木周辺には大きなコガネグモがいないため、自力で遠くまでいけない子供たちのために採集バスツアーが企画されるのだとか)。 関東産と異なり、腹部の模様がクッキリとしていて非常に綺麗です。 ![]() 一方こちらは千葉県産の個体。 写真がヘタですみませんが(苦笑)、腹部の黒い部分が薄めなのがわかりますか? こいつは今年千葉で採集した個体の中でもずばぬけてデカイヤツ(体長25ミリ(Yさん談))だそうで、鹿児島の個体とくらべても遜色ない大きさでした。 今回、Yさんの愛娘Sちゃんは、これら2頭+鹿児島県産もう1頭を「少年の部」に出場させました。 一方でYさんは例年通り、千葉県産の個体だけで「大人の部」にエントリーしていました。 ![]() 県外からエントリーしているのはYさん親子だけではありません。 和歌山県産の個体を引き連れて会場に現れたのは「生きものエッセイ:虫めづる」のマスター、せきねさんです。 ![]() せきねさんは毎年、奈良県からはるばる南紀の方まで行って、コガネグモを採集しているそうです。 画像は今回採集した中で一番大きな個体ということでしたが、やはり鹿児島のヤツと比べるとちょっと(?)小さい感じでした。 色が全体的に赤っぽいですが、せきねさん曰く「潮風に当たっている個体はこんな色になる」とのことでした。 ![]() 会場の中ではこのようなシーンも見かけました。 「来場したみんなに、もっと蜘蛛に親しんでもらおう」という主催者側の熱意が伝わってくるようでした。 ![]() 手作りでしょうか? 会場の入り口でオニイサンが売っていたコガネグモ(?)の木製アクセサリー(??)です。 観戦記念に、ワタシも一つ買い求めました。 ![]() 福祉センターの1階では展示コーナーが設けられていました(ほとんどヒトがいませんでしたが・・・)。 くも合戦の歴史などを説明したパネルなどのほか、このような楽しい絵もたくさん展示されていました。 <つづく> ▲
by mmm2501
| 2007-07-29 14:18
| フィールド/加治木町探訪
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またまたご無沙汰してしまい、すみませんでした・・・m(_ _)m さて、くも合戦レポートのつづきです。 ![]() 「優良の部」が終わると、いよいよメインイベントの「合戦の部」がはじまります。 合戦の部はさらに「大人の部」と「少年の部」に別れ、会場に設置された合計3箇所の「試合場」(※註:なんて名前か判らないので、ここでは仮にこう呼びます)で合戦が進行していきます。 今年は大人の部71名、少年の部76名のエントリーがあったようです。 ![]() 会場の舞台に設置された試合場では大人の部が行なわれますが、こちらは観客が多くなかなか近くで見る事ができません(プロジェクターが設置されてるけど、やっぱり生で見たいので)。 ![]() というわけで、会場入り口近くの試合場で行なわれている少年の部の方で、実際の対戦の様子をワタシなりに紹介したいと思います。 なお、対戦ルールの詳細についてはコチラのサイトを参照してください。 ![]() 出場者は自分の順番が近づくと、網カゴの中からくもを出して棒(セイタカアワダチソウの茎だそうな)の上で待機させます。 そしていよいよ自分の番が来るとこの棒を差し出して、くもを行司に手渡すのです。 胸が高鳴る瞬間でしょうね。 ![]() 上記リンク先にも書いてあるとおり、対戦は60センチほどの横棒の上で行なわれます。 対戦する2頭のうち、棒の先端に定位させるくもを「かまえ」、反対側に定位させるくもを「しかけ」と呼びます。 行司は「しかけ」のくもを「かまえ」のくものほうに進め、両者が向かい合ったところで対戦が始まります。 ![]() 2頭のくもは出会った瞬間から、激しく争い始めます。 対戦は「腹部へのかみつき」、「腹部への糸かけ」、「糸の切り落とし」のどれかで勝負がつくまで続けられるわけですが、この勝敗の見極めこそが行司の腕の見せ所です。 なにしろ対戦ごとに2頭のくもの個体差を頭にいれ、対戦中はスピーディーなくもの一挙一動を見逃すことなく、どちらのくもが勝ったかをすばやく判定しなければならないのですから大変です(ちなみにワタシは、ほとんどの対戦ですぐにどっちがどっちだか判らなくなったw)。 またくもを傷つけない配慮として、咬み付きが行なわれる直前に勝負を見極め、息を吹きかけて両者を引き離すというのも、熟練した腕がなければとてもできないことです。 ![]() で、くもの動きについていけないワタシは行司の動作に注目していたわけですがw、面白いなと思ったのがこの砂をかけるシーン。 これは2頭のくもが組み合ったまま動かなくなってしまった時、くもを刺激して対戦を続行させるために行なわれるようです(ちなみにワタシは相撲からの連想か、はじめて見たとき塩をかけてるのかと思いましたw で、隣にいたY氏に尋ねると「塩かけたら、くも弱っちゃうでしょ。」・・・そりゃそうだ(爆))。 また写真に収めることはできなかったのですが、「しかけ」と「かまえ」のくもの位置が反対になった時に、行司が片手の親指と人差し指をクルっと回すジェスチャーをするところもちょっと面白いと思いました。 ・・・って全然対戦の解説になってませんね、ゴメンナサイw ![]() 対戦に勝ったくもは、ひきつづき次のくもと戦います(負けたくもはそこで終わり)。 連続3回勝ち続けたくもは「三勝ぐも」として、「王将戦の部」に出場することになります(表中の○の数=勝った数。 つまり三重丸がついているのが「三勝ぐも」)。 ![]() 「三勝ぐも」は持ち主に返されず、紙袋の中に入れられて「王将戦の部」まで待機することになります。 <つづく> ▲
by mmm2501
| 2007-07-08 13:42
| フィールド/加治木町探訪
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さあ、いよいよ「くも合戦大会」当日です。 ![]() 大会の会場までは、ワタシの泊まったホテルから歩いて10分ほど。 道すがら↑こういった写真(先日アップした看板の写真もそう)を撮ったりして道草を喰っていると、通りすがりのヒトから「もうはじまってるよ。」と声をかけられましたw いけないいけない・・・ ![]() ここが大会の会場となる、加治木町福祉センターです。 思えばこの加治木町のくも合戦は、小学生の時に『くも合戦―こがねぐもの一生』という絵本を読んで以来、いつかは行ってみようと心の片隅で思いつづけてきたイベントでした。 あれからン十年、ついにこの場所に・・・ああ・・・ と感慨にふけってる場合じゃない(苦笑) 急がなくては・・・ ![]() 会場の中ではすでに開会式が始まっていました。 しかしまあヒトがたくさん・・・観光客や報道関係者も混じっているのでしょうが、ほとんどが地元のヒトっぽい感じでした。 ![]() ![]() セレモニーが行なわれているところと反対側のスペースでは、出場者たちが思い思いに準備をしていました。 クモの入ったカゴはいろいろなタイプがあり、遠くから見るとなかなか華やかな感じがします。 ![]() 毎年東京から参加しているYさん親子は、いまやすっかり大会の有名人です。 今年もまた千葉県産のコガネグモで、鹿児島の大きなクモたちにチャレンジします。 ![]() 開会式が終わると、まずは「優良ぐも審査」です。 これはまあつまりコガネグモの「美人コンテスト」なわけですが、ここに出場するのは合戦に参加するクモとは別に持ち寄られたクモたちです。 ![]() これが審査基準。 「八頭身」っていうのはいったい・・・w まあバランスよくすらりとしたクモってことなんでしょう。 壇上で行なわれている審査の様子はプロジェクターでも映し出されるのですが、いまいちどんな感じで審査しているのかよくわかりませんでした。 ![]() 審査の結果、もっとも美しいと評価された個体。 人だかりで近くによれなかったので、スクリーンに映し出されたところを撮影w この個体を出場させた方は、なんと昨年も優良ぐも審査で優勝しているそうです。 残念ながらワタシにはコガネグモの審美眼が備わっていないようで、その違いはイマイチ、というか全然わかりませんでした・・・(苦笑) <つづく> ▲
by mmm2501
| 2007-06-24 13:51
| フィールド/加治木町探訪
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さて、先日お話したとおり、鹿児島県の加治木町に行ってきました。 目的はあの有名な『クモ合戦』を見るためですが、まあせっかくなので大会前日に鹿児島入りして、ちょっとクモを探してみました・・・ ![]() フィールドとして選んだのは、毎年くも合戦に参加しているみるかし姫ことY氏に教えていただいた、郊外のとある里山(詳細は省略)です。 ご覧のとおり、とてもいい雰囲気のところでした。 ![]() まず最初に出会ったのがコイツ。 本種はどの図鑑を見ても「海岸に生息」と記述されているので、同定にはちょっと不安が残りますが・・・ 沖縄では海岸から離れた場所でも見られたしなあ・・・ ※【070624追記】 ホシスジオニグモで正しいそうです。 ![]() さて、今回もビーティングによって様々なクモを見つける事ができました(いきなりムカデが落ちてきた時には、びっくりしましたがw)。 本種はとくに珍しい種類でもないのですが、腹部の色がとても綺麗なので、つい写真に撮ってしまいます。 ![]() 種類はよくわかりません。 まだ幼体かも? なお背景は、ビーティングに用いた折り畳み傘です。 職場に放置されていたものを持ってきたのですが、このあと酷使しすぎて柄がポッキリいったことはココだけの秘密w ※【070624追記】 ヒゲナガハシリグモだそうです。 ![]() 独特の体型。 でも見つけた時はぜんぜん正体がわかりませんでした。 『日本のクモ』には「他のヒシガタグモ属のクモが樹間の1.5mから地表近くまで生息しているのに比べ、本種は低い場所ではほとんど見られない。」と書いてありますが、この個体は目の高さよりも低い木の枝をビーティングして見つけました。 ![]() これまた見つけた時はよくわからなかったヤツ。 というより青いハエトリグモなんてはじめて見たので、かなりびっくりしました(最初落ちてきた時には、ヨコバイかなにかかと思った)。 しかしこのあとY氏にデジカメ画像を見てもらったら、あっさり「これはキアシだよ」と言われて拍子抜けしましたw なお画像上は現地で撮影、画像下は同個体を屋内で撮影したものです。 こういったメタリックな蟲は、フラッシュをたくとあまり綺麗な色がでませんね・・・ ![]() 一方、こちらは♂の個体。 2頭の♂が同時に落ちてきました。 ご覧のとおり、♀とはかなり違う色彩です。 ![]() 川沿いに歩いていくと、このようにやや薄暗い林道に入りました。 道の片側は崖地になっています(画像右側。シダ類に覆われてちょっとわかりにくいですが)。 こんな場所こそ、Y氏が言っていた「例のアイツ」が・・・ドキドキしながら、崖地の探索を開始します・・・ ![]() クルマやバイクで通りすぎる住民の視線を気にしつつw、ついに見つけたのがコレ。 そう、原始的なクモとして有名なキムラグモ(※註)の住居です!! 住居の入り口は、コケなどでたくみにカモフラージュされているため発見しにくいのですが、一度見つけると目が慣れるのか、その後立て続けに何個も見つける事ができました。 ※註) Y氏の話では、ここらあたりには同所的にトタテグモ(キシノウエトタテの近縁種。名前失念。)も生息しているとのこと。 両者の住居は、その構造の違い(キムラグモは住居を入り口付近しか糸で裏打ちしない等)で見分けがつくそうですが、現場ではよくわかりませんでした。 ですのでここに示した画像も、実はキムラグモのものでない可能性があります。 ※【070624追記】 キムラグモの住居で正しいそうです。 しかし肝心の生体は、残念ながら見ることはできませんでした(苦笑) 木の枝などでかるく住居入り口に触れると、クモがそっと内側からトビラを押さえる様子はわかるのですが、ガバッとトビラをめくっても素早く奥に引っ込んでしまうのです。 穴の中に軟らかい木の枝を突っ込んでみたりもしたのですが、まったく出てくる気配がありません(まあ予想はしていましたが)。 実は生体の採集方法についても事前にアドバイスされていたのですが、その方法(詳細省略)だとクモがちょっと可哀想な感じもして・・・結局あきらめました。 <おまけ画像> ![]() 近くにあるレストランでは、夜にライトアップされた滝を眺めながら食事ができます。 ▲
by mmm2501
| 2007-06-19 21:28
| フィールド/加治木町探訪
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