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この「蜘蛛紹介/Avicularia」では、成体、あるいはそれに近い状態の姿を撮影できた種類のみを取り上げていくつもりだったのですが(幼体で死んでしまった種類は除く)、これからはちょっと視点を変え幼体育成中の種類も紹介していきます。 成長の様子を順次UPしていくことで、みなさんに色彩変化の魅力を紹介できるかな、と思ったからです。 けっしてネタ切れだからではないですよ・・・・・・(ぼそ) 最近UPの周期が延びたのは年度末で忙しくて、家に帰るとすぐに眠くなってしまうからで・・・・・(ぼそぼそ) ■パウダーブルーピンクトゥー/Avicularia azuraklaasi 2005年11月、「SCOPE」より入手。 幼体を見た第一印象は「なんだか地味」。 他の多くの Avicularia と基本的なカラーパターンは変わらないのですが、全体に彩度が乏しい感じです。 脱皮前なのかとも思ったのですが、一回脱皮した後も大して変わらない色彩でした。 上の写真から2回脱皮後。 脚部はベビー独特のカラーパターンから変化し黒味がかってきました。 また腹部には、やや鮮やかな赤が発色しています。 Avicularia の多くの種類で、ベビーから成体のカラーパターンになる途中、このように腹部の赤が鮮やかになる時期がある事は興味深いです。 さらに1回脱皮後。 脱皮前と比べ、今度は全体に茶色みがかってきました。 この色彩変化はちょっと意外な感じがしました。 というのは、海外のサイトの画像を見る限り、本種の成体は青みがかった黒い身体をしているからです。 てっきり脱皮のたびにだんだん黒味が増すのかと思っていたのですが・・・・・現在の雰囲気は「ブラジリアンピンクトゥー/Avicularia zarodes (???)」の幼体時(残念ながら画像なし)に似ているように感じます。 いったいこの後どのように変化していくのか・・・・・・楽しみです。 これぞ Avicularia 育成の魅力。
by mmm2501
| 2006-03-21 10:44
| 蜘蛛紹介/Avicularia
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