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■ベネズエランレッドストライプ/Avicularia minatrix 2003年11月、「SCOPE」より購入。 この個体が成熟オスになった時は、ものすごーーーーーくがっかりしました。 理由は単純で、この1頭だけしか本種を入手していなかったからです。 しからば♀個体を持ってるヒトにあげようと思い、某サイトの掲示板に書き込みをしたのですが反応はゼロ。(そのサイトの管理人は「ここに書き込んでも見てるヒトはほとんどいない」と自虐的なことを言ってましたw) 数少ないタラ仲間も、誰も本種のメスを飼育しておりませんでした。 この時、ワタシは誓いを立てたのです。 「タランチュラの幼体は同時に最低3頭入手!」 繁殖を視野にいれた飼育をする場合、とにかくまずメス個体を手に入れる事が肝心なのです。 1頭の幼体を「こいつオスじゃないだろうな・・・」とビクビクしながら飼育するのはもうごめんです。 この誓いを実行するようになってから、我が家のタラ飼育頭数は急増の一途をたどるようになりました(当り前)。 さて、本種の魅力はなんといってもその腹部の模様にあります。 ペットルートで出回っている Avicularia 属の大半が成長とともに腹部の模様が消失するのに対し、本種は成体になってもクッキリと模様が残るのです。 すばらしい。 英名の「レッドストライプ」というのも、この模様のことを指しているのでしょうが・・・・・・レッドストライプ・・・・? なんだか微妙にハズしている命名だと思います。 まあ語尾に「ピンクトゥー」とつけないだけましか・・・・・・ 我が家に来た頃の写真。 Avicularia 属の幼体は極めて似通っているものが多いのですが、本種は腹部の模様から比較的簡単に見分ける事ができます。 2回脱皮後。 頭胸部に色が出始めてます。 また腹部には脱皮ごとに赤が乗るようになります。 さらに2回脱皮後。 頭胸部および腹部の色は、より鮮やかになってます。 育ててた当時は、脱皮ごとに綺麗になるこの個体の成長が本当に楽しみでした。 それなのにこの後の脱皮で・・・・嗚呼。 ところで本種の画像を検索してもらえばわかるのですが、本種はどうやら雌雄で腹部の模様に違いがあるようです。 背部正中線を走る縦縞が、オスのほうが顕著に太いのです。 そして No.01 の成長写真を見る限り、その傾向はどうやら幼体のうちから現れている・・・・・・・ 現在我が家には、昨年秋に購入した本種の幼体が3頭おります。 3頭全てがオスあるいはメスでない限り、彼(女)らの成長を見ることで、これらの傾向がよりはっきり確認できると思います。 #
by mmm2501
| 2006-03-01 22:56
| 蜘蛛紹介/Avicularia
みなさん、こんばんは。 今日はものすごく寒かったですね。(←関東南部在住) さて本日、は虫類・蟲系飼育サイト『レイの奇妙な家族たち』の掲示板において、「死ぬべき個体」や「共食い」に関して色々な意見を聞く事ができました(内容については、同サイトの「タランチュラBBS」を直接参照して下さい)。 意見を聞いた後も基本的なワタシの考えは変わりません。 ただ2月25日のワタシの文章は、ちょっと話を一般化しすぎだな、と反省しました。 やっぱりいろいろ話してみるものです。 このテーマについては、今後も色々考えて見たいと思います。 ところでコチラのサイト、タランチュラの飼育に関して、なかなか活発に議論が交わされています(ワタシはこれまで見てるだけでしたが)。 中でも興味深く感じたのは、地中性タラの床材に、食いカスを分解させるため発酵土を用いる、というアイディア。 いままでそんなこと考えたこともなかったのでちょっとビックリしました。(もっともそれは食いカスの掃除がしやすいツリー系ばかり飼ってるせいかもしれませんが) <おまけ:本日読んだ本> 虫屋の虫めがね 田川 研 / 偕成社 ISBN : 4030032907 スコア選択: 虫屋の書く随筆としては、ピカイチだと思いました。 おすすめ。 #
by mmm2501
| 2006-02-28 20:13
| 近状報告
※ このブログはあまり日記風にするつもりはないのですが、近況で気になった出来事については時々取り上げようと思います。 本日、ペルヴィアンピンクトゥー No.03 (♂)が死亡しました。 <ペルヴィアンピンクトゥーNo.03 の飼育記録> ・040822: 「SCOPE」より繁殖用に購入。 ・040923: No.01と交尾成功するも、その直後に脚をかまれる。(→後に回復) ・041028: No.01と再び交尾。 ・041029: No.04と交尾を試みるも、失敗。 ・041109: No.01と三度目の交尾 ・041113: (No.01産卵) ・041128: No.04と交尾。 ・041213: No.04と二度目の交尾。 ・041218: No.04と交尾を試みるも、失敗。 ・040107: (No.01の卵のうを取り上げ、発生を確認。→ 42頭が無事ふ化) ・050108: No.04と三度目の交尾。交尾後、右第一歩脚を咬まれ負傷。 ・050130: 動かなくなっていた右第一歩脚が脱落。 ・060226: 死亡。 No.01との交尾~繁殖は、我が家で初めてのタランチュラ繁殖成功事例でした(持ち込み腹は除く)。 一方、No.04との間に子供は出来ませんでしたが、彼はなかなかよくがんばったと思います。 第一歩脚脱落後は隠居生活(?)に入り、こちらが想像していた以上に長生きしてくれました。 クモに対してこんな事いうのはおかしいかもしれませんが・・・・・ 「長い間ありがとう。 お疲れ様でした。」 #
by mmm2501
| 2006-02-26 23:08
| 近状報告
こんばんは、みなさん。 今日は2月17日に少しお話しした話題について再び触れたいと思います。 というのは、後になって「本当に言いたかったことを言っていない」事に気がついたからです。 さて、タランチュラ飼育をしていて時々耳にする「もともと死ぬべき個体だった」という言葉、これはおそらく「タランチュラの世界」に掲載された次の文章が元になっているものと思われます。 12. 幼体の突然死 これは避けられないことであり、あきらめるしかない。 多産の生物の幼体はある程度の数、死ななければならない個体が含まれている。 考えてみれば、一個のメスが1000個の(種類によって違いはあるが)卵を持つわけである。 それが全部育ってしまえば生息地はクモだらけになってしまう。 生まれた幼体は、さまざまな外敵に襲われたりしながら数を減らしていく。 この外敵の中で、もっとも身近なものは、おそらく兄弟たちであろう。 さほど行動範囲が広いとは思えない幼体たちは、共食いすることによって生きながらえていくと思われる。 ここで食べられてしまうのは「運が悪かった」というだけでなく、最初から「動きが遅い」とか「反射神経が鈍い」といった個体であり、兄弟同士で淘汰されることによって、強い遺伝子を持った個体だけが生き残り、子孫を残すことができるのだ。 ところが人工繁殖下では、当然ながら共食いを防ぐために、弱い個体も強い個体も同様に一匹一匹分けて育てられる。 もともと死ぬ運命にある弱小個体も出荷されてしまう。 結局のところ、こういった個体は、どんなに飼育環境を整えてやっても死んでしまう。 運が悪かったと思ってあきらめるしかない。 - 富水 明・著「タランチュラの世界」(エムピージェー刊) p.97 より引用。 この本を購入した当時、ワタシはなんの違和感もなくこの文章を読んでました。 しかし最近こう思うのです、「それはこの世のありようと違う・・・・・!」((c)福本伸行)と。多産な生物ほど初期死亡率が高いことは周知の事実であり、このことについて反論するつもりはありません。 ここでワタシがひっかかったのは「途中で死んでいった理由」の説明の部分なのです。 上記引用文の著者に限らず、自然界を「格闘技のトーナメント戦」のように考えているヒトは多いようです。 つまり生き残った理由は「強かったから」であり、死んでいった理由は「弱かったから」である、と。 なるほど、たしかに遺伝的欠陥を持つ個体が生き残る確率は、ノーマルな個体よりも低いことは充分に考えられます。 それでは次のようなケースを考えてみましょう。 例えば、ここにまったく遺伝的かつ能力的に均質なクローンのタランチュラが1000頭いたとします。 それらを野に放した場合、彼らの能力に差がないからといってみんな生き残る、あるいはみんな死ぬ、ということが考えられるでしょうか? 多分、運良く生き残る個体もいれば、運悪く死ぬ個体も出てくるでしょう。 この場合、個体の能力差がないのだから、生死をわける差はまったくの「運まかせ」といえると思います。 さて、実際の自然界はどちらのケースに近いのでしょうか? ここから先はヒトによって答えが違うのでしょうが、ワタシは後者の「クローンの例」に近いと思っています。 ハッパのウラに同じように隠れていても、あるものは鳥に食べられ、あるものは生き残る。 あるいは二匹が並んで歩いていて、一匹は踏み潰され、もう一匹は生き残る。 たくさん生まれた子供の多くが死んでいくのは、こういった理不尽な出来事に巻き込まれるからであり、そういう理不尽さの前では、個体の能力差なんてまったく問題にならないのです。 (なお、こうした理不尽さを極力なくすように築き上げられたのが人間社会であり、そのシステムの中に浸かっていると「理不尽な死」が受け入れられずに「死んでいった意味」なんてものを考えはじめたりするようになります。) あなたが入手して不幸にも死んでしまったタランチュラ、本当に「死ぬべき個体」だったのでしょうか? ※ この考えに違和感を感じるヒトには、次の本を読むことをオススメします(この著者の他の本でもOK。ただし読みにくいかも)。 ワンダフル・ライフ―バージェス頁岩と生物進化の物語 スティーヴン・ジェイ グールド Stephen Jay Gould 渡辺 政隆 / 早川書房 ISBN : 4150502366 スコア選択: #
by mmm2501
| 2006-02-25 22:07
| 飼育雑感
今日はなんだか暖かでしたね。 また明日は寒くなるようですが・・・・・早く春になって欲しいものです。 ■ゴライアスピンクトゥー/Avicularia braunshauseni 2004年4月に「SCOPE」より購入。 「ゴライアス(ゴリアテ)/ Goliath 」というのは、旧約聖書・サムエル記に登場するペリシテ人の巨人兵士の名前で、大型生物の名称に冠せられることが多いのは皆さんよくご存知でしょう。 ではこのクモもデッかくなるのか?というと、どうもこれが疑わしい。 かの有名なゴライアスバードイーターみたいに10センチを軽く超えるというのならこの命名もナットクですが、実際にはこれまで紹介してきたサウスアメリカンピンクトゥー A. avicularia やメタリックピンクトゥー A. metallica と大差ないサイズのようです。 ※註) なお本種を「ゴラピン」などと略したりすると、ゴライアスピンクフット Theraphosa apophysis と間違われるので注意が必要(笑) しからば色彩はというと、これまた A. avicularia にそっくり(苦笑)。 このためか本種は輸入されても、あまり注目されなかったりします。 とはいうものの我が家の本種を A. avicularia と見比べると、 ① 第3・4歩脚には、より深い赤色を呈する毛が分布する。 ② 歩脚の毛は、先端が白く染まらない。 といった違いを見い出すことはできます。 ①の特徴は写真ではわかりにくいのですが、 A. avicularia では赤い毛が大抵オレンジ色がかるのに対して、本種はそのようなことはありません。 しかしこういった色調の違いというものは、種名が判明している個体を見比べればその差がよくわかるのですが、名前のわからないヤツをぽんと出された時に判定できるかは疑わしいでしょう。 ②については、両種を見分けるポイントになるとこれまで(勝手に)考えていました。 しかし最近になって、海外のサイトで本種として紹介されているものの中に、この特徴にあてはまらない個体(=「先端が白く染まる毛」がある)を見つけ、ちょっと訳がわからなくなってしまいました。 まあ、それでも上の画像を見ている限りは「似てるけど綺麗な種類だからいいや」と(無理矢理)ナットクできるのですが・・・・・・ No.01と同時に購入。 なんだか非常に地味。 これはフラッシュの当たり具合とか、脱皮後の経過期間とかによる差ではなく、いつもこんな感じなのです。 最初は雌雄差なのかとも思ったのですが、どうやらそうでもなさそうです。 我が家にいる本種は今のところこの2頭だけですが、同時に購入した奴らがここまで違った雰囲気に育つと、いったいこの種類をどう認識すればいいのか、正直不安になります。 A. braunshauseni 、謎の多い種類です。 #
by mmm2501
| 2006-02-23 21:09
| 蜘蛛紹介/Avicularia
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