Aviculo-Mania
2017-11-26T10:07:07+09:00
mmm2501
ピンクトゥータランチュラを中心に、蜘蛛の魅力について。
Excite Blog
とんぶり市2017 出店レポート
http://avimania.exblog.jp/28722761/
2017-11-26T10:05:00+09:00
2017-11-26T10:07:07+09:00
2017-11-25T16:41:40+09:00
mmm2501
イベント
△ ブース設置状況 【171119】
今年の出品物のリストは、以下のとおりです。
【自家繁殖個体】
◆ サレム オーナメンタル NEW!
Poecilotheria formosa 2017 JPN CB
◆ ソコトラアイランド ブルー バブーン
Monocentropus balfouri 2016 JPN CB
◆ トリニダード シェブロン
Psalmopoeus cambridgei 2015 JPN CB
◆ タイガー オーナメンタル
Poecilotheria tigrinawesseli 2014 JPN CB
◆ ベンガル スポテッド オーナメンタル
Poecilotheria miranda 2014 JPN CB
【持ち腹繁殖個体】
◆ マレーシア産巨大ハエトリグモ NEW!
Hyllus sp. "Malaysia" 2017 JPN CH
【ブリーダー委託・提供個体】
◆ チリアン オレンジ フラッフ NEW!
Grammostola sp. "Maule" 2017 JPN CB
◆ カーリーヘアー タランチュラ NEW!
Brachypelma albopilosum 2017 JPN CH
◆ ベトナミーズ ブルー NEW!
Chilobrachys sp. "Vietnam Blue" 2017 JPN CB
◆ チャコ ジャイアント ゴールデンニー NEW!
Grammostola pulchripes 2016 JPN CB
◆ オレンジ バブーン タランチュラ "RCF"
Pterinochilus murinus "red color form" 2016 JPN CB
【その他】
◆ テラリウム用植物各種
はい・・・ これを見てもらえれば分かるとおり、今年のうちの繁殖実績は散々でした(汗
ワタシもアンティルピンクトゥー Caribena versicolor やリブドツリー Iridopelma hirsutum 等を繁殖させようとしたのですが、ことごとく失敗(それでもこの2種は、少しだけでも子供が取れたので良いほうなのです)。
そんななか、コツコツとマメな世話をすることで定評のあるNHさんがサレムオーナメンタル P. formosa の繁殖に成功したのは嬉しい出来事でした。
ブースの品揃えの充実を図るため、今年は思い切って他のサークルにも声を掛け、協力をお願いしました。 昨年からイベント参加している「刺激毛被害者の会」さんです(ツイッターアカウントはコチラ→@shigekimo_)。 昨年はゴールデンブルーレッグバブーン Harpactira pulchripes 等を殖やして注目を浴びた彼らですが、今年も着実に色々な種類を繁殖させていました。
今回、委託販売をお引き受けしたのは、上記リストでピンク色の文字で示した4種類のタランチュラ。 初心者にもお勧めのメジャー種からややマニア向けのマイナー種まで、バランスよく並べることができました。
△ P. formosa の親子 【171119】
しかしなるべくなら自分たちが殖やした蜘蛛が売れて欲しいのでw、サレムオーナメンタルは♀成体の展示を行いました(あ、委託品もちゃんと売りましたよ?ご心配なく)。 今回はNHさんのアイディアで、仔蜘蛛たちも同居させた状態で展示しました。 NHさんの家では、実際にこういう状態で飼育しているそうです。
こういった種類ごとの繁殖特性を見せる展示はブリーダーズイベントならではと思ったのですが、いかがでしょうか?
△ 開催中の様子 【171119】
あ、ロゴが傾いてるw
開催中の会場内は、例年通りたくさんの人・・・ まあ、うちのブースはだいたい画像のような感じで、これまた例年どおりまったりしてましたw
また肝心の売上げですが、今年は事前に蜘蛛や植物の出品リストをツイートしまくったことが功を奏したのか、蜘蛛、植物ともまあまあでした。
当日ブースにお越しくださった皆様、ありがとうございます。
△ Ceratophrys aurita ?? 【171119】
今回の戦利品コーナーw はす向かいのブース、但野航さんで購入したブラジルツノガエル Ceratophrys aurita ?? です。 本物・偽物と物議がかもし出される種類ですが、個人的には「それっぽいヤツが手に入ればよい」という感じ。 かつてTFHの本に出てた写真みたいに育つことを夢見て、野性味のある色合いの個体を選びました。
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Avicularia の分類学的再検討
http://avimania.exblog.jp/27612308/
2017-03-05T18:46:00+09:00
2017-03-13T08:23:01+09:00
2017-03-05T11:48:13+09:00
mmm2501
トピック
さて、2017年3月2日、ワタシが長いこと待ち望んでいた内容の論文が発表されました。
Fukushima, C. S. & R. Bertani, 2017. Taxonomic revision and cladistic analysis of Avicularia Lamarck, 1818 (Araneae, Theraphosidae, Aviculariinae) with description of three new aviculariine genera. ZooKeys 659: 1–185.
http://zookeys.pensoft.net/articles.php?id=10717
ワタシがこの論文を知ったのは3月3日の夕方のことです。 横浜の映画館で『この世界の片隅に』(8回目w とても良い作品ですよ!)を観た後、スマホの電源を入れツイッターをチェックしたところ英国タランチュラ協会のTLにアヴィの写真が・・・ リンク先のページを開いたときは本当に声が出そうになりましたね。 電車の中でしみじみにやにやしつつ、アブストラクトを読みました。 そして家に帰るや否やパソコンを立ち上げ、件のサイトからPDFをダウンロードし、むさぼるように読みました・・・
・・・ってこんなことはどうでもいいですね、すみません。
閑話休題。 この論文は、過去の分類学的経緯により「雑多な種類からなる大所帯」になってしまった Avicularia Lamarck, 1818 について、その全ての種の再検討を行い、有効種について再記載するとともに、本属を含む Aviculariinae 亜科の系統解析を行ったものです。 その結果の概要は以下のとおりです。
1. これまで47種2亜種が有効とされてきた Avicuralia は、3新種を含む以下の12種に整理。
・Avicularia avicularia (Linnaeus, 1818)
・Avicularia glauca Simon, 1891
・Avicularia variegata (F. O. Pickard-Cambridge, 1896)
・Avicularia minatrix Pocock, 1903
・Avicularia taunayi (Mello-Leitão, 1920)
・Avicularia juruensis Mello-Leitão, 1923
・Avicularia rufa Schiapelli & Gerschman, 1945
・Avicularia purpurea Kirk, 1990
・Avicularia hirschii Bullmer et al. 2006
・Avicularia merianae Fukushima & Bertani, 2017 sp. n.
・Avicularia lynnae Fukushima & Bertani, 2017 sp. n.
・Avicularia caei Fukushima & Bertani, 2017 sp. n.
2. 一方、これまで Avicuralia とされてきた以下の6種を、新たに設立した3属へ移動。
・Caribena laeta (C. L. Koch, 1842)
・Caribena versicolor (Walckenaer, 1837)
・Antillena rickwesti (Bertani & Huff, 2013)
・Ybyrapora sooretama (Bertani & Fukushima, 2009)
・Ybyrapora gamba (Bertani & Fukushima, 2009)
・Ybyrapora diversipes (C. L. Koch, 1842)
3. 以下の種についてはシノニムとして整理。
・Avicularia velutina Simon 1889
・Avicularia exilis Strand, 1907
・Avicularia ancylochyra Mello-Leitão, 1923
・Avicularia cuminami Mello-Leitão, 1930
・Avicularia nigrotaeniata Mello-Leitão, 1940
・・・ A. avicularia のジュニアシノニム
・Avicularia bicegoi Mello-Leitão, 1923
・・・ A. variegata のジュニアシノニム
・Avicularia urticans Schmidt, 1994
・・・ A. juruensis のジュニアシノニム
・Avicularia caesia (C. L. Koch, 1842)
・・・ C. laeta のジュニアシノニム(何故か要約では触れていない)
4. 以下の種については他属へ移動。
・Avicularia affinis (Nicolet, 1849)
・・・ Euathlus へ移動
・Avicularia subvulpina Strand, 1906
・・・ Grammostola へ移動
・Avicularia aymara (Chamberlin, 1916)
・・・ Thrixopelma へ移動
5. 以下の種は疑問名 nomen dubium (どう適用するか不詳もしくは不明確な学名)とされた。
・Avicularia leporina (C. L. Koch, 1841)
・Avicularia plantaris (C. L. Koch, 1842)
・Avicularia hirsutissima (C. L. Koch, 1842)
・Avicularia hirsuta (Ausserer, 1875)
・Avicularia gracilis (Keyserling, 1891)
・Avicularia arabica (Strand, 1908)
・Avicularia hirtipes (Fabricius, 1787)
・Avicularia ochracea (Perty, 1833)
・Avicularia walckenaerii (Perty, 1833)
・Avicularia testacea (C. L. Koch, 1841)
・Avicularia detrita (C. L. Koch, 1842)
・Avicularia doleschalli (Ausserer, 1871)
・Avicularia metallica Ausserer, 1875
・Avicularia rapax (Ausserer, 1875)
・Avicularia holmbergi Thorell, 1890
・Avicularia aurantiaca Bauer, 1996
・Avicularia azuraklaasi Tesmoingt, 1996
・Avicularia huriana Tesmoingt, 1996
・Avicularia ulrichea Tesmoingt, 1996
・Avicularia braunshauseni Tesmoingt, 1999
・Avicularia geroldi Tesmoingt, 1999
・Avicularia soratae Strand, 1907
・Avicularia fasciculata Strand, 1907
・Avicularia fasciculata clara Strand, 1907
・Avicularia surinamensis Strand, 1907
・Avicularia vestiaria (De Geer, 1778)
6. 形態および生態に関する71形質を用いた分岐解析の結果からは、Aviculariinae 亜科および Avicularia の単系統性が示された。 Aviculariinae 亜科には以下の12属が含まれる。
・Avicularia Lamarck, 1818
・Typhochlaena C. L. Koch, 1850
・Tapinauchenius Ausserer, 1871
・Stromatopelma Karsch, 1881
・Ephebopus Simon, 1892
・Psalmopoeus Pocock, 1895
・Heteroscodra Pocock, 1899
・Iridopelma Pocock, 1901
・Pachistopelma Pocock, 1901
・Ybyrapora gen. n.
・Caribena gen. n.
・Antillena gen. n.
とりあえず各種名をリストアップしただけでも、かなり大胆な改変であることがわかると思います。 特にシノニムや疑問名とされたものの中には、A. metallica やA. geroldi、A. huriana など、ホビイストにとっても馴染みの深い学名が多々見受けられることから、ショックを受けたヒトもいるのではないでしょうか?(後二者については、記載者がいい加減なのが明らかに悪いです)
一方、こうした分類学的論文の場合、どうしても新属になった種類にばかり注目が集まってしまいがちですが(アンティルピンクトゥー C. versicolor 等の人気種もいるのでなおさら)、この論文には Avicularia に残った種についてもなかなか興味深いことが記述されています。
本論文に書かれているトピック的な内容については、折を見てこのブログで触れていきたいと思います。
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《 近状報告 》 T. psychedelicus No.01 丸1年経過。
http://avimania.exblog.jp/27394275/
2016-12-27T20:53:00+09:00
2016-12-28T00:29:39+09:00
2016-12-27T20:26:05+09:00
mmm2501
近状報告
△ T. psychedelicus No.01/ CB Juv. /2.8cm 【161226】
我が家のおサイケさん、飼育を始めて1年が経ちました。
まだちょっと小さいですが、ご覧のとおり半年前よりも一層ギラギラに・・・!
△ T. psychedelicus No.01 頭胸部アップ 【161226】
ちょいと威嚇気味。
背甲から歩脚腿節にかけての濃いメタリックブルーは、ホントに綺麗です。 ワインレッドの腹部や銀色に輝く鋏角もまた良し。
△ T. psychedelicus No.01 腹部アップ 【161226】
しかし相変わらず脱皮殻を穴から出さないので、いまだに雌雄がはっきりしない・・・
とりあえず腹部腹面を撮影してみましたが・・・ う~ん・・・ どうだろうこれ・・・
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《 近状報告 》 BLACK OUT! TOKYO に行ってきた
http://avimania.exblog.jp/26881184/
2016-11-14T20:31:00+09:00
2016-11-14T21:04:20+09:00
2016-11-14T17:57:42+09:00
mmm2501
近状報告
さて、先週のぶりくら市の余韻も覚めやらぬ中、浅草で開催された BLACK OUT! TOKYO に行ってきました。
ここのところ、出展する時以外はあまりイベント会場に足を運ばなかったのですが、今回はあることがきっかけで行ってきたのです。
△ 会場内風景 【161113】
その「きっかけ」がコチラ。 今回初めてイベント出展された「刺激毛被害者の会」さんです(ツイッターアカウントは→コチラ)。 なんちゅうネーミングw 飼育仲間5~6人?(周りに沢山ヒトがいて、どの方までが出展者なのか良くわからなかったw)でグループを作って、出展されていました。
今回は、自分たちで繁殖したタランチュラなどの奇蟲のほか、マレーシアの採集物のカマキリやクモなどを販売されていました。 今後も繁殖、出展を続けていきたいとのことで、先週お会いした「関西奇蟲」さんともども、来年以降の活躍が期待されます。
△ 会場で購入したもの 【161113】
いきなり今回の戦利品コーナーw
まず、左上のカップはゴールデンブルーレッグバブーン Harpactira pulchripes の国内CB個体!! 国内タランチュラ繁殖関連では今年一番話題性がある種類でしょう。 「刺激毛被害者の会」のメンバーの方が殖やされた個体で、「関西奇蟲」の方からオスをローンされて繁殖に取り組んだそうです。
個人的には初入荷から心の片隅に意識しつつも、なんとなく出遅れた感もあって手を出さなかった種類ですが、この機会に購入しました。
それから左下のカップがメキシカンファンネルウェブスパイダー Ischnothele caudata の国内CB個体。 こちらも「刺激毛被害者の会」さんから。 本種はメキシコからブラジルにかけて分布するホンジョウゴグモ科 Dipluridae の小型種で、腹部に独特なファスナー状の模様がある事から、今回は「チャックスパイダー」という名前で販売されていましたw 3頭セットでの販売でしたが、複数飼育も可能なようなので、しばらくはこのまま飼育してみたいと思います。
そして右側が、WILD WIND さん(ツイッターアカウントは→コチラ)で購入した Marcgravia sp. "Fortuna Panama"。 もはや安定の草不可避ww 10月のとんぶり市で入手した奴に激似ですが、こちらはロカリティがはっきりしているので購入しました。
△ Harpactira pulchripes / 2016 JPN CB / 0.7cm 【161114】
今回購入したゴールデンブルーレッグバブーン幼体。 肉眼で見ると歩脚先端はうっすら青く輝いているのですが、明るくして撮影したところ冴えない灰色に・・・
それでもすでに成体の片鱗が伺えるカラーリングになっており、今後の成長が楽しみです。
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ぶりくら市2016 出店レポート
http://avimania.exblog.jp/26776204/
2016-11-08T17:24:00+09:00
2016-11-08T19:36:41+09:00
2016-11-07T19:27:45+09:00
mmm2501
イベント
△ ブース設置状況 【161106】
ブースの状況を某怪獣映画風にw(※)
ご覧のとおり、今回のうちのブースは2階会場の入口近くでした。 さらにレイアウト上の都合か、うちともう1つのブースだけで離れ小島のような配置となっており(公式サイトの配置図参照。No.100がうちのブースです)、始まる前はお客さんが立ち寄ってくれるかちょっと不安でした(苦笑)
※註) 評判どおり面白かったですね、この映画。 ワタシはこの怪獣シリーズにはあまり馴染みがないのですが、カントクの某アニメのファンだったので観に行きました。 一方、ワタシの知り合いも「野●萬斎のファンだから」という、傍から聞いたら「え?」と感じる理由で観に行ったそうですが、やはりとても面白かったと言ってました。 なんかよく「爬虫類好き=怪獣好き」みたいに言われますが、残念ながらその中にワタシは含まれません。 いずれにせよ、特撮・怪獣マニアじゃないヒトでも充分楽しめる映画だと思いました。
△ ニシアフリカトカゲモドキ Hemitheconyx caudicinctus 【161106】
今回のお隣さん、PUNNETT SQUARE さんのブースで撮影。 つぶらな瞳が可愛いw ニシアフリカトカゲモドキの改良品種をメインに綺麗な観葉植物なども並べられており、来場者や他の出展者が入れ替わり立ち寄られていました。
一方、人口密度が低いことに定評のあるw我がブースですが、今回は割と多くの方々に立ち寄っていただけました。 絶妙なブース配置のなせる業か、はたまたツイッターの宣伝効果か・・・ お蔭様で売上げもまあまあでした。 特にアンティルピンクトゥー A. versicolor は、持って行った十数個体が開場から2時間も経たずに完売してしまい、その人気を改めて感じることができました(大きさの割に値段が安めだったからかも・・・?)。
今回は一人での参加だったため、開催中はまったくブースを離れることが出来ませんでした。 なので、会場や他のブースさんの写真はこれだけ・・・ でも来場者も出店者も、皆さん本当に楽しそうにしていました。 もちろん、ワタシも楽しかったですよ。
それから今回注目したのは、新たにタランチュラをブリードするグループが出展されたことです。 「関西奇蟲」さんというグループで(ツイッターアカウントは→コチラ)、メンバーの方々が繁殖されたメキシカンレッドランプ Brachypelma vagans やサレムオーナメンタル Poecilotheria formosa などを販売されていました。 新たなライバル出現!なわけですが、こちらもモチベーションが上がる出来事でした。
△ 会場で購入したもの 【161106】
今回の戦利品。 また草。 これがホントの草不可避www
8月のブラックアウトでお隣さんだった EGG さんで購入したボルネオ・ラナウ産のクライマー系植物たちです。
事の始まりは開場前・・・ EGG さんでいつもお手伝いしている方(いつもお会いしているのに名前もよく存じておりません・・・すみません)がふらっと現れ、こう言うのです。 「この間ボルネオに行って、草を少し持って帰ってきました」
「へ~・・・どんな草?」 「フィカスとかそのへん・・・ よくわからないので珍しいものかは・・・」 「フィカス?! 後で見に行く!」(眼を輝かせつつ) ・・・みたいなやり取りの後、ブースに伺って見せてもらったのが画像の植物たち(他にも何種類かありました)。
これって・・・ これって・・・ 「よくわからない」なんて絶対ウソ!! 等とついコーフンしてしまいました。
画像の上2つは確かにフィカスの仲間 Ficus spp. のようです。 しかしどちらもはじめて見るタイプで、即購入決定。 一方、画像下の葉っぱが丸い奴は多分ピペルの1種 Piper sp.。 会場ではフィカスに見えたのですが・・・ まだまだ修行が足りないようです。
・・・あ、ちなみにワタシが持っていった地味系植物たちは、今回はボチボチ売れましたw まあかなりサービスしてしまいましたが・・・ww
最後になりましたが、当日うちのブースにお越しくださいました皆様に、改めてお礼申し上げます。
今年の出店はこれで最後です。 さて、来年に向けて繁殖がんばらねば・・・]]>
2016年、最後の出展は神戸。
http://avimania.exblog.jp/26648561/
2016-11-06T11:00:00+09:00
2016-11-04T07:38:06+09:00
2016-10-30T14:25:31+09:00
mmm2501
イベント
Taranto
来たる11月6日(日)、神戸サンボーホールで開催されるぶりくら市2016において、国内繁殖物のクモを販売します。 出品リストは以下のとおりです。 たいして代わり映えしませんが・・・汗)
【自家繁殖個体】
◆ アンティル ピンクトゥー
Avicularia versicolor 2016 JPN CB
大人気の美麗タランチュラ、お蔭様で残り少なくなってきました。 幼体から成体へのカラーリングの変化を楽しみたいなら、今がお買い時です。
◆ タラポト ピンクトゥー
Avicularia sp. "Tarapoto" 2016 JPN CB
なんかここまで注目されないとは・・・(遠い目) 元々の数も少ないので、本当に興味を持ったヒトだけ・・・どうぞ・・・(白目)
◆ ソコトラアイランド ブルー バブーン
Monocentropus balfouri 2016 JPN CB
子育てするタランチュラ、我が家ではずっと親兄弟一緒に飼育してます。 こちらもだいぶ少なくなってきましたのでお見逃しなく。
◆ トリニダード シェブロン
Psalmopoeus cambridgei 2015 JPN CB
雌雄判別済み個体を販売します。
◆ タイガー オーナメンタル
Poecilotheria tigrinawesseli 2014 JPN CB
こちらも雌雄判別済み個体を販売。
◆ ベンガル スポテッド オーナメンタル
Poecilotheria miranda 2014 JPN CB
残り少ないメス確定個体です。
◆ ソコトラアイランド ブルー バブーン
Monocentropus balfouri 2014 JPN CB
これまた雌雄判別済み個体を販売。
【ブリーダー提供個体】
◆ オレンジ バブーン タランチュラ "RCF" NEW!!
Pterinochilus murinus "red color form" 2016 JPN CB
近年、P. murinus には4つのフォームが存在すると言われるようになり、中でももっとも赤いとされるのが本フォームです(参考サイト)。 いわゆる「ウサンバラオレンジバブーン」と呼ばれてきたものに該当するようですが、中には「普通のウサンバラよりも赤くなる」というヒトもいて、詳細はいまいち不明(さらに "UMV"="Usambara Mountains variant" というのもあり、話がややこしくなっている)。 まあ「ウサンバラオレンジ」として販売されるものも、色味にはだいぶ個体差があるのですが・・・ 参考に我が家の赤みの強い「ウサンバラオレンジ」の画像をUPしておきます(ネット上にはもっと赤い個体の画像もありますが・・・ 色味は撮影条件にもよるので実際どの程度なのかは判りません)。
今回出品するのは、ブリーダー氏が「レッドカラーフォーム」として別々に入手した雌雄をペアリングし、見事繁殖に成功したベビー達です。 もちろん「100%赤くなる!」とは言えませんが、ブリーダー氏のコダワリと浪漫に共感してくださる方、ぜひ購入をご検討ください。
△ 【参考】 ウサンバラオレンジ P. murinus ♀成体。 赤みが強い個体。
【テラリウム向け植物】
テラリウムを自然に見せるクライマー系などの植物。 新幹線代を少しでも稼ぐため、しつこく持って行きますw
今年最後のイベント出展、皆様のお越しを心よりお待ちしています!
【追記】
事務局サイトに出品者リスト掲載されました。 2F会場・ブースNo.100でお待ちしております。
※ イベント開催日まで、この記事が絶えずトップに表示されます。]]>
とんぶり市2016 出店レポート
http://avimania.exblog.jp/26325011/
2016-10-11T22:09:00+09:00
2016-10-11T22:10:54+09:00
2016-10-10T18:49:47+09:00
mmm2501
イベント
△ ブース設置状況 【161002】
今回もNHさんと二人での参加。 ちなみにイベントで時々、NHさんに「mmmさんですか?」と声をかける方がいらっしゃるようです。 多分いつもブログの画像に登場するからでしょうが・・・ このブログでは、ワタシ自身の姿はまず出ることはないので悪しからず(どこかの画像に1回だけ出ていますが・・・)。
△ 開催中の様子 【161002】
やはりブリーダーズイベントは雰囲気がいいです。 最近乱立気味のショップ系イベントと異なり、一つ一つのブースをゆっくり見ている方が多いように感じます。 ウチのブースでも「初めてタランチュラを飼う」というお客さんが色々質問され、じっくり考えた末にお気に入りの1頭を買われていったりして、ワタシも接客し甲斐がありました。
売れ筋はやはりアンティルピンクトゥー A. versicolor で、持って行ったベビーがすべて完売! また、8月にはまったく売れなかったソコトラアイランドブルーバブーン M. balfouri もそこそこの売れ行きでした。 一方、タラポトピンクトゥー A. sp. "Tarapoto"は・・・う~ん・・・(遠い目)
△ 会場で購入したもの 【161002】
今回の戦利品。 矢毒愛好会さんのブースで購入したテラリウム向け植物です。 画像上は Ficus sp. "Murung raya"。 銀葉が特徴的なフィカスで、→こちらの方が採取・輸入したものだそうです。 それから画像下は、近年テラリウムプランツとして日本でも定着しつつある Marcgravia sp.。 残念ながら産地などの詳細は不明でしたが、ウチのとは異なる感じがしたので購入しました。
最後になりましたが、当日ワタシたちのブースにお越しくださいました皆様に、改めてお礼申し上げます。
次の出店は、神戸のぶりくら市です。
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とんぶり市、今年は横浜です。
http://avimania.exblog.jp/26127353/
2016-10-02T11:00:00+09:00
2016-09-30T09:52:15+09:00
2016-09-28T21:32:09+09:00
mmm2501
イベント
Taranto
来たる10月2日(日)、横浜産貿ホール・マリネリア(今年は横浜です!)で開催されるとんぶり市2016において、国内繁殖物のクモを販売します。 出品リストは以下のとおりです。
【自家繁殖個体】
◆ アンティル ピンクトゥー
Avicularia versicolor 2016 JPN CB
8月のイベントでも好評だった美麗タランチュラ。 ベビーたちも体長1cmを越え、安心して飼育できる大きさになりました! 幼体特有のブルーから、成長にともなう体色変化を楽しめます。
△ 【参考】 A. versicolor 幼体/1.3cm
◆ タラポト ピンクトゥー
Avicularia sp. "Tarapoto" 2016 JPN CB
どマイナーな小型種。 重度の蜘蛛マニアにお薦めw
△ 【参考】 A. sp. "Tarapoto" 幼体
◆ ソコトラアイランド ブルー バブーン
Monocentropus balfouri 2016 JPN CB
子育てするタランチュラ・・・ 複数個体で終生飼育も可能です。 今回は少しお安く販売!
◆ トリニダード シェブロン
Psalmopoeus cambridgei 2015 JPN CB
雌雄判別済み個体を販売します。
◆ タイガー オーナメンタル
Poecilotheria tigrinawesseli 2014 JPN CB
こちらも雌雄判別済み個体を販売。
◆ ベンガル スポテッド オーナメンタル
Poecilotheria miranda 2014 JPN CB
残り少ないメス確定個体です。
◆ ソコトラアイランド ブルー バブーン
Monocentropus balfouri 2014 JPN CB
こちらも残り少ないメス個体。 やや小さめなのでお安く提供します。
【ブリーダー提供個体】
◆ ウサンバラ オレンジ バブーン
Pterinochilus murinus 2015 JPN CH
成熟オス個体を販売。 繁殖を狙っている方に。
【テラリウム向け植物】
テラリウムを自然に見せるクライマー系植物。 今年は蜘蛛の繁殖が順調なので、少しだけ持って行きます。
ぶりくら公式サイトの出品リストは>>こちら。
ブースNo.61で皆様のお越しをお待ちしています!
※ イベント開催日まで、この記事が絶えずトップに表示されます。]]>
《 繁殖 》 A. sp. "Tarapoto" 幼体、35-40日目
http://avimania.exblog.jp/25856339/
2016-09-26T20:15:00+09:00
2016-09-26T20:47:58+09:00
2016-09-11T15:14:59+09:00
mmm2501
繁殖/A. sp."Tarapoto"
<160818>
△ 産卵から35日目の1齢幼生 【160818】
35日目、幼体の身体が黒くなり始めました。
<160820>
△ 産卵から37日目の1齢幼生 【160820】
さらに二日後、黒さが増してきていよいよ脱皮直前・・・ 何度も経験してますが楽しみな瞬間です。
<160821>
△ 産卵から38日目の1齢、2齢幼生 【160821】
そして翌日、ついに2齢への脱皮開始! ここまでくれば一安心・・・ と思いきや・・・
<160822>
△ 脱皮不全を起こした2齢幼生 【160822】
最初は順調だったのですが、なぜか後から脱皮を始めたものほど脱皮不全が多くなってきて・・・ こんなことは初めてだったのでちょっとショックでした。
この画像のように、脚先だけ脱皮できずに固まっちゃってるヤツが多かったです。
<160823>
△ 産卵から40日目の2齢幼生 【160823】
無事に脱皮できた個体。 軽度の脱皮不全も含め19個体が生き残りました。 結局、三分の一の個体が落ちてしまったことになります・・・(泣)
△ 脱皮不全を起こした2齢幼生 【160823】
2枚上の画像のレベルの脱皮不全個体は、このようになんとか殻を脱がしてあげたのですが、みな数日のうちに死亡・・・ 可哀想なことをしました。
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BLACK OUT ! さいたま2016 出店レポート
http://avimania.exblog.jp/25736900/
2016-08-30T17:26:00+09:00
2016-09-06T06:39:23+09:00
2016-08-30T12:17:39+09:00
mmm2501
イベント
△ ブース設置状況 【160828】
埼玉のブラックアウトに出展するのは4年ぶり。 2009年に初めてイベント出展したのもココで、今回は奇しくも?30回目のイベント出展でした。
今回は出展者数が過去最高という事でしたが、お客さんの数もとても多く、一時期はかなり並ばないと入場できない状況だったようです。 昼過ぎあたりは会場がかなり混雑していましたが、ウチのブースの前はだいたい人口密度が低い感じでしたw
肝心の売れ行きですが・・・ヴァーシはやはり人気ですね~、お蔭様で思ったより売上げがありました。 まあウチとしては、というレベルの話ですが・・・
当日お越しいただいた皆様には、改めてお礼申し上げます。
さあ、次は10月2日のとんぶり市です。
P.S.
ピグミーテユー科らしき謎のトカゲを手に入れたSさん。 正体が判明したら是非教えてくださいw
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2016年、最初の出展。
http://avimania.exblog.jp/25673403/
2016-08-28T11:00:00+09:00
2016-09-05T14:12:58+09:00
2016-08-23T14:50:21+09:00
mmm2501
イベント
Taranto
来たる8月28日(日)、さいたまスーパーアリーナで開催されるBLACK OUT!において、今年も国内繁殖物のクモを販売します。 出品リストは以下のとおりです。
【自家繁殖個体】
◆ アンティル ピンクトゥー NEW!!
Avicularia versicolor 2016 JPN CB
「世界最美」、かつてそう呼ばれたのも納得な美麗タランチュラ。 タラ好きでこれ飼ったことないヒト・・・ はっきり言いましょう、人生損してます!!(個人の感想です) 初心者からマニアまで、Taranto が自信をもってお薦めする逸品です。
△ 【参考】 A. versicolor ♀成体
◆ タラポト ピンクトゥー NEW!!
Avicularia sp. "Tarapoto" 2016 JPN CB
一転、どマイナーなアヴィ(笑) 派手さはありませんが、なかなかツウ好みのタランチュラだと思います。 小型種好きの貴方へ!
△ 【参考】 A. sp. "Tarapoto" ♀成体
◆ ソコトラアイランド ブルー バブーン NEW!!
Monocentropus balfouri 2016 JPN CB
イエメンの蒼き巨星、今年も殖えました! 2013?EUCB♀×2014タラントCB♂。
△ 【参考】 M. balfouri ♀成体
◆ トリニダード シェブロン
Psalmopoeus cambridgei 2015 JPN CB
WC同士のペアから生まれた貴重な血筋。 亜成体サイズですが体型では性別わかりにくい・・・ ので脱皮殻による雌雄判別済みです。 オスは成熟個体持っていきますので、繁殖狙ってる方は是非どうぞ。
◆ タイガー オーナメンタル
Poecilotheria tigrinawesseli 2014 JPN CB
ティグリスオーナメンタル。 こちらも雌雄判別済み個体を販売。 オスは成熟個体持って行きますので(ry
△ 【参考】 P. tigrinawesseli ♀成体
◆ ベンガル スポテッド オーナメンタル
Poecilotheria miranda 2014 JPN CB
ミランダ様、スタッフNH氏の繁殖個体。 残り少ないメス確定個体をお安く販売します。
△ 【参考】 P. miranda ♀成体
◆ ソコトラアイランド ブルー バブーン
Monocentropus balfouri 2014 JPN CB
メス確定個体、1頭のみ販売! 2010タラントCB♀×2012 EU CB♂。
【ブリーダー提供個体】
◆ ウサンバラ オレンジ バブーン
Pterinochilus murinus 2015 JPN CH
WCからの持ち腹繁殖。 成熟オス個体ですので(ry
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
※ イベント開催日まで、この記事が絶えずトップに表示されます。
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《 繁殖 》 A. sp. "Tarapoto" No.01 × No.03
http://avimania.exblog.jp/25666629/
2016-08-22T21:31:00+09:00
2016-09-05T14:12:58+09:00
2016-08-22T15:45:07+09:00
mmm2501
繁殖/A. sp."Tarapoto"
左メニューに表示されてるのでお気づきかもしれませんが、Twitter 始めました(いまさら・・・w)。
アカウントはコチラ→@taranto_mmm
イベント告知用で、出展や繁殖情報などをツィートしていきます。 個人的日常は呟かない・・・
△ 産卵から23日目の1齢幼生 【160806】
さて先にツイートしちゃってますが、前回紹介したタラポトピンクトゥー A. sp. "Tarapoto" 、実は↑このとおり繁殖に成功・・・ 今年はずいぶん調子よくタラを殖やせてます。
経過は以下のとおり・・・ <160508>
△ 交接中の A. sp. "Tarapoto"ペア。 手前がNo.03♂。 【160508】
今回用いたペアは、雌雄とも4月中旬頃に脱皮しました。 その後、繁殖用ケージ(ニッソープラケースミニ)をセッティングしNo.01♀を移動、落ち着いた頃合を見計らってNo.03♂とペアリングしました。
この時は2頭とも反応がよく、比較的スムーズに交接を完了しました。
<160514>
2回目のペアリング。 今度は妙にNo.01♀がやる気なかったのですが、No.03♂がしつこくアプローチして、なんとか交接成功。
<160602>
No.03♂、死亡。 お役目ご苦労様・・・(-人-)
<160717>
No.01♀が産卵しているのを確認。 あいにく数日家を空けていたので正確な産卵日は不明ですが、前回の確認日との中間をとって7月14日を仮の産卵日としました。
<160806>
△ 卵嚢を抱えるA. sp. "Tarapoto" No.01♀ 【160806】
仮の産卵日から23日後、卵嚢を取り上げました。
△ 取り上げた卵嚢 【160806】
卵嚢は直径2.5cmほど。 やはりヴァーシの卵嚢と比べると小さいですね。 以前、無性卵を産んだ A. minatrix のものよりはデカイですが・・・
で、卵嚢を切り開いて中身を見たところ、無事発生を確認(↑1枚目の画像)。 すでに皆1齢幼生になっていました。 ちょっと窮屈そうだったので、卵嚢内から子グモたちを移動したところ・・・
△ 産卵から23日目の1齢幼生 【160806】
かなり多くの個体が、脱皮殻や他の個体とくっついてしまっていました(汗) 画像右側の塊には、7、8頭がくっついてしまっています。 ほおっておけば次の脱皮は失敗確実なので、ティッシュの上に移動し水で湿らせて1頭ずつ離していきました。 脱皮殻が身体についたままの個体も、同様に綺麗にしてあげました。
△ 産卵から23日目の1齢幼生 【160806】
無事に分けられた子グモたち。 だいたい30頭くらいでしょうか。
△ 卵嚢内で死亡していた卵と1齢幼生 【160806】
一方、すでに事切れていた個体も・・・ 左上の2頭などは、綺麗に脱皮できていたにも関わらず、死亡していました。 あと数日早く、後期胚の段階で取り上げていれば助かっていたかもしれません。
<つづく>
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蜘蛛紹介【32】
http://avimania.exblog.jp/25638928/
2016-08-19T17:53:00+09:00
2016-09-06T06:40:49+09:00
2016-08-19T09:30:50+09:00
mmm2501
蜘蛛紹介/Avicularia
■タラポトピンクトゥー/Avicularia sp. "Tarapoto"
△No.01/EUCB AD.♀ /3.4cm 【160429】
2014年4月入手。 2,3年ほど前から流通しはじめた比較的新顔の Avicularia の一種で、名前のとおりペルーのタラポト周辺に分布しています。 ヴェネズエランレッドストライプ A. minatrix やエクアドリアンブラックストライプピンクトゥー A. hirschii (本ブログでは未紹介)同様、成長しても体長が4cmを超えることはないと思われます。
なお本種を A. ancylochira としている海外のサイトもありますが、いまいち根拠が不明。 少なくともリック・ウェストのサイトで A. ancylochira と紹介されている蜘蛛とは、別物のように見えます。
ワタシが最初に認識したのは、某店HPの入荷情報でした。 「あ~・・・またエスピーナントカか・・・ どうせアヴィアヴィやペルヴィアンあたりと似たり寄ったりなんだろうな~・・・」※などと思いつつ、念のためググって見たところ行き着いたのが→コチラの画像。 これを見た直後、ショップに電話して速攻予約注文しましたw
※註) これは別にアヴィアヴィやペルヴィアンがつまらない種類だと言ってるわけではなく、名前以外で既知種と区別が付かない「spナントカ」が多いからです。 アヴィでよく見られる「sp.+地名」物は、「魅力ある特徴的な未記載種」というよりは「とりあえず採集地の名前を付けた未同定種」であることが大半です。
△No.01♀ 頭胸部付近のアップ 【160429】
そんなわけで、当時アヴィとしては高価だったベビーを入手して育ててみたところ・・・ アレ? なんか最初に見た画像よりも地味・・・ もっと赤みが強くなるのを期待してたのに・・・
で、改めてググってたどり着いたのが→コチラ。 現地の生息状況がわかる貴重な画像ですが、どうも赤紫色の入り具合には個体差があるように見えます。
とはいえ、我が家の個体もそんなに捨てたものじゃありません。 ぱっと見は地味ですが、各部位のシルバーグレーのグラデーションがなかなか魅力的です。 ヴァーシやパープレアのような人気種になることはないでしょうが、じっくり観察することで楽しめるツウ好みの種類だと思います。
△No.03/EUCB AD.♂ /3.1cm 【160429】
2014年7月に入手。 No.01とは別腹のようだったので購入したところ、うまい具合にオスになりました。 フラッシュを焚いたら妙に赤みが強くなってしまいましたが、実際にはもうちょっと控えめな色合いです。 A. minatrix のオスにも比較的似ています。
△No.01/EUCB Juv. /1.0cm 【140427】
No.01♀を入手時に撮影。 腹部側面の黒い横帯が、一番前方の1対だけ背面の縦帯とつながっていて、十字架状の模様になっているのが特徴的です。 流通している他の Avicularia ではこのような幼体斑を持つ種類はなく、幼体時の識別は容易な蜘蛛といえるでしょう。
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《 繁殖 》 M. balfouri No.09 × No.10
http://avimania.exblog.jp/25570901/
2016-08-11T11:11:42+09:00
2016-09-05T14:12:58+09:00
2016-08-08T07:12:14+09:00
mmm2501
繁殖/M. balfouri
△ 産卵から102日目の M. balfouri 幼体 【160807】
以下、これまでの経過について・・・ <160321>
No.09♀を繁殖ケージ(ニッソープラケース中にヤシガラ土を敷き、流木をセット)に導入。 この個体は、2014年12月に入手したEUCB。 購入時、すでに亜成体と言える大きさでした。 詳細な血統はわからないですが、継続した繁殖を目指すなら、少しでも血縁が違う個体を使いたいので・・・
<160402>
No.10♂とペアリング(写真はなし・・・すみません)。 このオスは、イベント仲間のNHさんが2014年にブリードした個体(2010JPNCB♀×2012EUCB♂)です。 ようするに、最初にワタシが入手したNo.01♀の孫個体を使って、ひ孫たちの誕生にチャレンジしたわけです。
<160429>
△ 卵嚢を保護する M. balfouri No.09♀ 【160429】
2回目のペアリング、したほうがいいよな~、なんて思ってるうちに卵嚢を確認。
本種はペアさえ揃えば、産卵までは比較的容易な種類と言えるでしょう。
以下、前回ケージを覗いてからの中間の日をとって、4月27日を仮の産卵日とします。
<160602>
△ 産卵から36日目の M. balfouri 幼体 【160602】
産卵から36日後、巣内にベビーを発見。 体長3~4ミリほど。 アヴィやポエキロなんかのベビーと比べるとかなり小さいです。
これまで成功した2回の繁殖例では、出嚢前に人工孵化に切り替えていたのですが、今回は親との共同生活が見てみたかったので、あえて卵嚢を取り上げませんでした。
というか、他の方の繁殖例から、共同飼育のほうが世話が楽だということが判った、という理由のが大きかったりするのですが・・・w
<160606>
△ 産卵から40日目の M. balfouri の幼体 【160606】
最初のうちは、このように団居(まどい)とも言える状態でいることが多かったのですが、日が経つにつれ徐々にばらばらになっていきました。 とはいっても親グモの巣内から外に行こう、という感じではなかったです。
<160615>
△ 産卵から49日目の M. balfouri No.09♀ と幼体 【160615】
ベビー誕生後の母グモは、いつも以上に巣を張り巡らせるようになりました。 母性愛を感じさせる微笑ましい行動ですが、はっきり言って観察、撮影がしづらいw 親子一緒にいるところを撮って、イベントなどで画像を見せたいと思ってたのですが・・・ 苦労して撮影してもこの程度です(苦笑)
△ 産卵から49日目の M. balfouri No.09♀ と幼体 【160615】
何を撮ってるのかわからねーと思うが俺も何を(ry ・・・え~、画像真ん中の黒い部分は母グモの腹面です。 腹部が上、頭部が下になった状態です。 で、画像中央左下寄りに見える五つの丸いのが、幼体の腹部です。
・・・と言ってもまだ状況が伝わらないでしょうからもう全部説明してしまいますが(汗)、これは母グモの口元に子グモたちが集まってきてるところです。 よ~~~く見ると、5頭の子グモは頭を中にしてぐるっと輪になっています。 ちなみにこの時、母グモは餌となるようなものは何も咥えてません。 なにか口元から子グモの餌になるようなものを吐き出しているのか・・・? 非常に興味深いです。
この行動は、一昨年本種を繁殖させたNHさんからも聞いていたのですが、実際に見てみるとやはり感動します。 もっとじっくり観察できる方法はないものか・・・ 今後の課題ですね。
<160807>
その後は週に1、2回、霧吹きすると同時にイエコオロギ成虫を数匹放り込む、という感じで管理してきたのですが、なぜか日に日に子グモたちの姿が見えなくなってきて・・・
で、不安になってケージ内を端からさらってみたところ、一枚目の画像のように約30頭の幼体が確認できました。 どうやらケージ内のあちこちに分散し、自分で巣を作って隠れていたようです。
ちなみにこの時の体長は8ミリほど。 だいぶ成長してきています。
確認後はケージ内にヤシガラと流木を再セットし、再び母グモと一緒にして管理しています。]]>
《 近状報告 》 T. psychedelicus No.01
http://avimania.exblog.jp/25347157/
2016-06-19T12:27:00+09:00
2016-09-06T06:42:47+09:00
2016-06-18T12:09:48+09:00
mmm2501
近状報告
△ T. psychedelicus No.01/ CB Juv. /2.0cm 【160616】
「成長過程を順次ブログにUPしていきたい」なんて言ってたにも関わらず・・・ 先日ようやく2回目の撮影(苦笑)
いやだってコイツ、地面に潜りっぱなし・・・ 餌をあげると巣穴から一瞬だけ姿を見せるのですが・・・ 早すぎて撮影なんてとても出来ないw
その上、脱皮殻を一切外に出さないので、いつごろ何回脱皮したかもわからないという・・・
ところが先日突然、これまでの巣穴を放棄して新しい穴を掘り始めてたので、ここぞとばかりに撮影しました。
・・・うん、綺麗になってきた。 この背甲の輝き、やはり独特ですね。 手に入れてよかった。
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