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さて、先日お話したとおり、鹿児島県の加治木町に行ってきました。 目的はあの有名な『クモ合戦』を見るためですが、まあせっかくなので大会前日に鹿児島入りして、ちょっとクモを探してみました・・・ フィールドとして選んだのは、毎年くも合戦に参加しているみるかし姫ことY氏に教えていただいた、郊外のとある里山(詳細は省略)です。 ご覧のとおり、とてもいい雰囲気のところでした。 まず最初に出会ったのがコイツ。 本種はどの図鑑を見ても「海岸に生息」と記述されているので、同定にはちょっと不安が残りますが・・・ 沖縄では海岸から離れた場所でも見られたしなあ・・・ ※【070624追記】 ホシスジオニグモで正しいそうです。 さて、今回もビーティングによって様々なクモを見つける事ができました(いきなりムカデが落ちてきた時には、びっくりしましたがw)。 本種はとくに珍しい種類でもないのですが、腹部の色がとても綺麗なので、つい写真に撮ってしまいます。 種類はよくわかりません。 まだ幼体かも? なお背景は、ビーティングに用いた折り畳み傘です。 職場に放置されていたものを持ってきたのですが、このあと酷使しすぎて柄がポッキリいったことはココだけの秘密w ※【070624追記】 ヒゲナガハシリグモだそうです。 独特の体型。 でも見つけた時はぜんぜん正体がわかりませんでした。 『日本のクモ』には「他のヒシガタグモ属のクモが樹間の1.5mから地表近くまで生息しているのに比べ、本種は低い場所ではほとんど見られない。」と書いてありますが、この個体は目の高さよりも低い木の枝をビーティングして見つけました。 これまた見つけた時はよくわからなかったヤツ。 というより青いハエトリグモなんてはじめて見たので、かなりびっくりしました(最初落ちてきた時には、ヨコバイかなにかかと思った)。 しかしこのあとY氏にデジカメ画像を見てもらったら、あっさり「これはキアシだよ」と言われて拍子抜けしましたw なお画像上は現地で撮影、画像下は同個体を屋内で撮影したものです。 こういったメタリックな蟲は、フラッシュをたくとあまり綺麗な色がでませんね・・・ 一方、こちらは♂の個体。 2頭の♂が同時に落ちてきました。 ご覧のとおり、♀とはかなり違う色彩です。 川沿いに歩いていくと、このようにやや薄暗い林道に入りました。 道の片側は崖地になっています(画像右側。シダ類に覆われてちょっとわかりにくいですが)。 こんな場所こそ、Y氏が言っていた「例のアイツ」が・・・ドキドキしながら、崖地の探索を開始します・・・ クルマやバイクで通りすぎる住民の視線を気にしつつw、ついに見つけたのがコレ。 そう、原始的なクモとして有名なキムラグモ(※註)の住居です!! 住居の入り口は、コケなどでたくみにカモフラージュされているため発見しにくいのですが、一度見つけると目が慣れるのか、その後立て続けに何個も見つける事ができました。 ※註) Y氏の話では、ここらあたりには同所的にトタテグモ(キシノウエトタテの近縁種。名前失念。)も生息しているとのこと。 両者の住居は、その構造の違い(キムラグモは住居を入り口付近しか糸で裏打ちしない等)で見分けがつくそうですが、現場ではよくわかりませんでした。 ですのでここに示した画像も、実はキムラグモのものでない可能性があります。 ※【070624追記】 キムラグモの住居で正しいそうです。 しかし肝心の生体は、残念ながら見ることはできませんでした(苦笑) 木の枝などでかるく住居入り口に触れると、クモがそっと内側からトビラを押さえる様子はわかるのですが、ガバッとトビラをめくっても素早く奥に引っ込んでしまうのです。 穴の中に軟らかい木の枝を突っ込んでみたりもしたのですが、まったく出てくる気配がありません(まあ予想はしていましたが)。 実は生体の採集方法についても事前にアドバイスされていたのですが、その方法(詳細省略)だとクモがちょっと可哀想な感じもして・・・結局あきらめました。 <おまけ画像> 近くにあるレストランでは、夜にライトアップされた滝を眺めながら食事ができます。
by mmm2501
| 2007-06-19 21:28
| フィールド/加治木町探訪
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