検索
最新の記事
カテゴリ
全体 INDEX 蜘蛛紹介/Avicularia 蜘蛛紹介/Others 蜘蛛紹介/マレー土産 フィールド/庭の蜘蛛たち フィールド/沖縄探蛛行 フィールド/加治木町探訪 繁殖/A. geroldi 繁殖/A. purpurea 繁殖/A. versicolor 繁殖/A. sp."amazonica" 繁殖/A. sp."Tarapoto" 繁殖/I. hirsutum 繁殖/P. metallica 繁殖/P. tigrinawesseli 繁殖/M. balfouri 繁殖/Others 本の紹介 近状報告 飼育雑感 我的飼育法 イベント トピック 未分類 Twitter
LINK
タランチュラ関係
■Pets!Pets! ~魅惑の生き物の部屋~ ■幻想熱帯雨林/White Forest ■楽蟲館 ■暫定巣穴:The Spinner in Darkness □八百鬼夜行 □こももの成長を淡々と記録するよ。 □楽園の暗い片隅で その他クモ関係 □クモニスト・インターナショナル □J-S-P-G クモの写真館 □石神井公園のクモくも蜘蛛・蟲 その他の蟲飼育系 ■HOME SWEET HOME ■Mantid Maniacs ■Ant Room ■蟷螂軒 ■メモと記録(主にヤスデ) イベント ■ぶりくら ■HBM ■BLACK OUT! その他 ■THE FROG PAGE ■CREEP ■ドリナリアン □Sarawak photo gallery □Little Frogs ライフログ
タランチュラの本
蜘蛛の本
写真集・画集
その他読み物
その他のジャンル
ブログジャンル
画像一覧
|
今日はまず、この画像をご覧下さい。 さて、この円網ですが、なんだか張り方が変だと思いませんか? 獲物を捕らえるための面(縦糸と横糸が張られている部分)の中央付近に、木の枝が接するように張られています。 普通に考えればこの部分は、獲物がかかった時の振動を感知するため、あまり物に接していないほうがクモにとっては好都合だと思うのですが・・・・・・・なんでこんな張り方をするんでしょう? まったく不思議です。 このおかしな網は、展望台近くの遊歩道でたくさん見つける事ができました。 網の主。 『沖縄クモ図鑑』によれば、上記のような円網をはるクモは、セイロンアシナガグモとリュウキュウアシナガグモの2種類が知られているようです。 しかしこの両種はきわめて良く似ており、「雌では区別できない」のだとか。 今回、とりあえずこの名前で紹介した理由は、同書で石垣島に分布するとされていたのが「セイロン」だけだったからです。 ※ もちろん「リュウキュウ」の記録が正式にないだけかもしれませんが。 これも網の張り方からすると、セイロンアシナガかリュウキュウアシナガのどちらかなのでしょう(西表島には両種とも分布)。 ただこの網の場合、木の枝と比較的角度を保って張られていたため、見つけた時にそれほど奇異には感じませんでした。 前種と同様、アシナガグモ科(アシダカグモに非ず)に分類される蜘蛛。 オオシロカネグモかコシロカネグモのどちらかだと思います(この2種もまた、外見からの区別が難しいそうです)。 本土にも分布している特段珍しくもない蜘蛛ですが、ヒトの気配を感じるとすばやく逃げてしまうため、網の中央にいる姿がなかなか撮影できません(苦笑) 体長5センチにも達する、日本で最も大きな蜘蛛(この個体はそれほど大きくなかったですが)。 山道の比較的開けた場所に、堂々と大きな網を張っていました。 ジョロウグモの仲間は、昔の図鑑では大抵コガネグモ科として紹介されていましたが、現在では前2種と同じアシナガグモ科の一員とされています。 ワタシは初めてこのことを知ったとき、「なるほど!」と大いに合点しました。 だってジョロウグモって、コガネグモというよりはシロカネグモをでかくしたような感じですから。 <おまけ画像>
by mmm2501
| 2006-06-20 20:54
| フィールド/沖縄探蛛行
|
ファン申請 |
||